プロジェクトスケジュールの基礎 – クリティカルチェーン
PMOとして、プロジェクトをコスト追加やスコープ縮小なく納期までに完了させた経験があります。当たり前のように聞こえますが、これが非常に困難です。ここで重要になるのがプロジェクトスケジュールの立て方です。プロジェクトスケジュールが非現実的もしくは非効果的なものであれば、どこかでそれが露呈し、歪みが生じることになります。プロジェクトスケジュールの立て方には様々な方法がありますが、ここではクリティカルチェーン[1]の方法論をベースに基本の考え方を整理していきましょう。前提として、ここではあくまでスケジュールの基礎となるクリティカルパスやクリティカルチェーンの考え方について整理します。プロジェクトに固有の制約条件や考慮事項などは別途検討する必要があります。